猫は神さま:暮らしの中で [ニュース・話題]

毎日新聞 地方版で、こんな連載記事を見つけました。

猫は神さま:暮らしの中で/3  伊達市霊山町・二十三夜堂 /福島

◇授かるための神様--相次ぐ捨て猫に嘆き
毎日新聞 2010年5月1日 地方版


伊達市中心部から車で約30分走った山あいの同市霊山町大石地区。狭い道路脇に「二十三夜堂」と呼ばれるお堂がある。月への信仰を示す「二十三夜」と刻まれた石碑と並んで、高さ30センチ近い猫の石像が置かれている。座った状態で、目や鼻も細かく表現されている。近くには「ネコを捨てないで下さい」と書かれた看板がある。

「猫を授かるための神様なのに、捨てていく人が後を絶たないの」。近くに住む斎藤ヒテさん(72)がため息交じりにつぶやく。猫の病気などに御利益があるとされるが、毎年春から夏にかけて捨て猫が相次ぐ。「地元の人は決して捨てないのに。神様もきっと嘆いているよ」。斎藤さんは2匹引き取り、育てているという。


続きは↓で・・・
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100501ddlk07040200000c.html


猫は神さま:暮らしの中で/2  伊達市梁川町・猫神の石碑群 /福島

◇絵馬やお札で役割代替--盛んだった養蚕信仰
毎日新聞 2010年4月24日 地方版

昔、ネズミから蚕を守るため猫が大切にされたから、死んだ後は神様として石碑に祭られたのかなと考えていた」。かつて養蚕をしていた伊達市梁川町山舟生の斎藤尚二さん(86)が振り返る。

自宅裏山には、土地の守り神として敬われる「日吉神社」の小さな社がある。そばには「庚申(こうしん)」などと書かれた十数基の石碑に交ざり、「猫神」と刻まれたものが二つ残されている。高さは共に約50センチ。赤褐色の凝灰岩で、片方の側面には「文化九年」(1812年)と彫られている。

続きは↓で・・・
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100424ddlk07040310000c.html



猫が、養蚕と深い関わりを持っていたことを初めて知りました。

農家の生活の糧となる、蚕の卵や幼虫をネズミから守る猫たち

その猫たちを神様と崇め、蚕の守り神として「猫稲荷神社」に参拝する人々

この古き良き時代は、養蚕の衰退と共に猫神への信仰も忘れられてしまった。

まさに人と猫が共生していた良き時代、素敵な信仰

このまま、人々の記憶から消し去ってしまって良いのでしょうか・・・




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